breath
その時の私は、たぶん無意識だったと思う
衝動的に外に出て、実家に歩いて向かう
今日は元旦なので、あまり外に出る人も少なく、知り合いにはすれ違う事はなかった
私は涙を拭い、下を向きながらトボトボ歩く
歩くこと10分、実家に着くと、そのまま自分の部屋に向かいベッドに身体をうつ伏せに沈める
枕に顔を埋めると、今さっきの事が頭によぎり涙が溢れる
自分の部屋であるせいか、安心感がある。
樹さんの家では声を堪えて泣いていたけど、ここでは大声を張り上げて泣いてしまった
私の鳴き声を聞いたのか弟がノックもなしにカチャッとドアを開け、部屋を覗く
泣き叫ぶ私の姿を見た弟が私に駆け寄り
「姉ちゃんどうしたんだ?」
と声をかける
私は、そんな弟を無視して泣き続けるしかなかった
私の様子がおかしすぎて、弟は両親を呼びに行くと、慌てて私の元に駆けつけ、無理やり私を抱き上げる父
でも、私はパニック状態でさっき起こった事態を説明をする事もできない
衝動的に外に出て、実家に歩いて向かう
今日は元旦なので、あまり外に出る人も少なく、知り合いにはすれ違う事はなかった
私は涙を拭い、下を向きながらトボトボ歩く
歩くこと10分、実家に着くと、そのまま自分の部屋に向かいベッドに身体をうつ伏せに沈める
枕に顔を埋めると、今さっきの事が頭によぎり涙が溢れる
自分の部屋であるせいか、安心感がある。
樹さんの家では声を堪えて泣いていたけど、ここでは大声を張り上げて泣いてしまった
私の鳴き声を聞いたのか弟がノックもなしにカチャッとドアを開け、部屋を覗く
泣き叫ぶ私の姿を見た弟が私に駆け寄り
「姉ちゃんどうしたんだ?」
と声をかける
私は、そんな弟を無視して泣き続けるしかなかった
私の様子がおかしすぎて、弟は両親を呼びに行くと、慌てて私の元に駆けつけ、無理やり私を抱き上げる父
でも、私はパニック状態でさっき起こった事態を説明をする事もできない