breath
「ありがとうございます」
「望月さんってホントかわいいよね」
ってお世辞にも取れる嬉しい言葉を言ってくれる。彼がイケメンで距離が近いからなおなら嬉しい
洗面台の鏡に映る私の顔は真っ赤
「恥ずかしい」
その言葉を主任に聞かれたようでまたまた照れてしまう
私は恥ずかしさのあまり俯いてしまうと
主任はフフフッって笑いながらまた私を抱きしめる
彼の胸に顔をうずめ、私のボルテージは上がりまくり…もうどうしていいかわからなくなっていた
「疲れているでしょ?お風呂、先入る?」
「はい」
って返事。上を見上げると私に優しい微笑みをかける主任の顔
「そんな顔されるとキスしたくなる」
って真顔で言われたの素早く彼の胸から顔を離してその場から逃げる私
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