breath
とりあえずリビングに逃げ込む
ドキドキドキドキ
心臓の音が口から出そうなぐらい大きな音を立てている
「どうしよう」
ヘニャッて床に座り込んでしまう
嬉しいようなもったいないような
彼氏がいない私にとってイケメンの言葉に悩殺されている
私はこのイケメン主任と一緒に住むことができる?
心臓がモタナイ
洗面所から出てきた主任に溜息を聞かれたのか主任は笑っている
からかわられている?それとも・・・
いろんな思いが私の中で錯綜している
「お風呂に入浴剤入れてるよ」
「ありがとうございます。私よりも、主任のほうがお疲れだから先に入った方がいいんじゃないですか?」
「じゃあ、一緒に入る?うちのお風呂、広いから一緒に入れるよ」
私が望まない返事
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