breath

刺激が強すぎる。もうダメ
顔は真っ赤。主任の顔は見れない
私は荷物を置いてある自分の部屋に逃げた
扉をバタンと閉めて、扉にもたれる
部屋の電気をつけるとスーツケース以外、何もないフローリングの部屋
今日からこの部屋で生活する
「よろしくお願いします」
誰もいないこの部屋に向ってペコってお辞儀
『うーん』って背伸び
スーツケースを開け、お風呂の準備
「シャンプーとボディソープ忘れた」
主任に借りるしかない。あの発言の後だから照れる。でもこれから一緒に生活をするわけだから冗談ぐらい流せるようにならないと
自分に言い聞かせながらお風呂の準備を持って意を決して扉を開けリビングに向かう
主任の姿はキッチンにある