breath
「別にいいんじゃない。隠す事なんてないんだから」
樹さんはクスッと余裕の笑みを見せる
余裕のないのは私だけか・・・
なぜ私はこんなに余裕がないのだろう?
ばれると仕事がやりにくいから?
以前は樹さんに捨てられたらここにいられなくなるから・・・という不安からだったけど今は?
自分自身がわからなくなってきている
その後は昼食を食べ食料品を買い映画のDVDをレンタルして自宅に帰る
帰ってからの樹さんは自室に籠る
自室で仕事をしているのかと思い見守るだけ
数時間たち夕食ができたので樹さんを呼びに行ったけど反応なし
部屋を覗くと―眠っていました
仕事で疲れている?
違う。私が昨日、衝動的になってしまったから・・・、申し訳ない
樹さんは本当にこんな私でいいのだろうか?
スヤスヤ眠っている樹さんの寝顔を見る
睫毛が長くて鼻筋が通っていて、形の整った唇
この唇が私の唇と重なっていた。私の指が樹さんの唇をなぞる
愛おしい
ずっと、ずっと会いたかった
この二年間忘れようとをした。でも忘れそうになった時にいつも貴方は私の夢に出てくる
消したいのに消えなかった思いがフツフツと私の感情から溢れる
捨てられても
連絡がつかなくても
病気になっても
どんな時でも貴方は私の中にいた
忘れたくても忘れる事ができなかった
これが真実
いつも傍で支えてくれる社長にさえこの気持ちを伝えた事はない
いつも社長の前では強がりの鎧を着ていた
そうしないと、今まで生きれなかった
樹さんはクスッと余裕の笑みを見せる
余裕のないのは私だけか・・・
なぜ私はこんなに余裕がないのだろう?
ばれると仕事がやりにくいから?
以前は樹さんに捨てられたらここにいられなくなるから・・・という不安からだったけど今は?
自分自身がわからなくなってきている
その後は昼食を食べ食料品を買い映画のDVDをレンタルして自宅に帰る
帰ってからの樹さんは自室に籠る
自室で仕事をしているのかと思い見守るだけ
数時間たち夕食ができたので樹さんを呼びに行ったけど反応なし
部屋を覗くと―眠っていました
仕事で疲れている?
違う。私が昨日、衝動的になってしまったから・・・、申し訳ない
樹さんは本当にこんな私でいいのだろうか?
スヤスヤ眠っている樹さんの寝顔を見る
睫毛が長くて鼻筋が通っていて、形の整った唇
この唇が私の唇と重なっていた。私の指が樹さんの唇をなぞる
愛おしい
ずっと、ずっと会いたかった
この二年間忘れようとをした。でも忘れそうになった時にいつも貴方は私の夢に出てくる
消したいのに消えなかった思いがフツフツと私の感情から溢れる
捨てられても
連絡がつかなくても
病気になっても
どんな時でも貴方は私の中にいた
忘れたくても忘れる事ができなかった
これが真実
いつも傍で支えてくれる社長にさえこの気持ちを伝えた事はない
いつも社長の前では強がりの鎧を着ていた
そうしないと、今まで生きれなかった