breath
「樹さんは仕事が忙しいの。往復2時間もかけて通勤なんて大変だからやめさせて」
「何で~?」
相変わらず軽いノリで茶化そうとする母に苛立ちを覚える
「樹くんが毎日会いたいって言っているんだからいいんじゃない?恋愛って障害があるほど燃え上がるんだし」
高笑いをしている母にお母様までやって来て私をおいてけぼりで二人でハイテンションで盛り上がっている
私病気で入院するんですよー?わかってますかー?
二人に言いたかったけど今話してもこの二人のパワーに完全に負けそうだったので言うのを止める
社長はきっと田村先生と話でもしているのか不在で樹さんは父と話している
こんな風景を見ていると二年前のあのがなかったかのように見えるる
私はパジャマに着替えベッドに入り点滴をされ、入院生活が始まった
その後、樹さん以外の皆様は帰って行き私と樹さんが残る
鬱病の治療は前回同様投薬治療
その薬は飲むとひたすら眠くなる
この入院生活はひたすら食っちゃ寝状態になるという事だ
田村先生が言うには入院も衰弱している身体が戻れば退院できると
だから樹さんが会社帰りにここで寝泊りの必要はない
言おうとは思っていたんだけどなかなか言い出しにくい
私の為に無理をしてくれているのだから
タイミングを見計らって言おうと思った
昼食を食べて薬を飲んで眠って・・・
起こされたのは午後6時、夕食が配膳された時
樹さんは仕事をしていたのかパソコンがついていた
「私はきっと寝てばかりだと思うので付添いはいいですよ」
「俺が側にいたいだけだから気を使わなくていい」
「何で~?」
相変わらず軽いノリで茶化そうとする母に苛立ちを覚える
「樹くんが毎日会いたいって言っているんだからいいんじゃない?恋愛って障害があるほど燃え上がるんだし」
高笑いをしている母にお母様までやって来て私をおいてけぼりで二人でハイテンションで盛り上がっている
私病気で入院するんですよー?わかってますかー?
二人に言いたかったけど今話してもこの二人のパワーに完全に負けそうだったので言うのを止める
社長はきっと田村先生と話でもしているのか不在で樹さんは父と話している
こんな風景を見ていると二年前のあのがなかったかのように見えるる
私はパジャマに着替えベッドに入り点滴をされ、入院生活が始まった
その後、樹さん以外の皆様は帰って行き私と樹さんが残る
鬱病の治療は前回同様投薬治療
その薬は飲むとひたすら眠くなる
この入院生活はひたすら食っちゃ寝状態になるという事だ
田村先生が言うには入院も衰弱している身体が戻れば退院できると
だから樹さんが会社帰りにここで寝泊りの必要はない
言おうとは思っていたんだけどなかなか言い出しにくい
私の為に無理をしてくれているのだから
タイミングを見計らって言おうと思った
昼食を食べて薬を飲んで眠って・・・
起こされたのは午後6時、夕食が配膳された時
樹さんは仕事をしていたのかパソコンがついていた
「私はきっと寝てばかりだと思うので付添いはいいですよ」
「俺が側にいたいだけだから気を使わなくていい」