breath
20
その週の週末
私は亜美に誘われてオシャレなダイニングバーに来ている
店内は打ちっぱなしのコンクリートで照明が薄暗く、カップル向けの店構え
この前の加藤専務と約束した食事会は当日、急に出張が入ったためキャンセルとなったので数日振りの外食
亜美がなぜ私を呼んだかというと山下さんのご指名だとか
亜美は二人っきりになりたかっみたいだけど、もう一人T大卒の友人を連れて来ると言われて渋々、承知したとか
店に先に着いた私達
「今日来る友人はオススメなんだって」
嬉しそうに言う亜美
この前山下さんに頑張るって言っていませんでした?
口には出さなかったけどたぶん表情に出ていたのだろう?
「運命はどこに転がっているかわからないから」
そう笑顔で言い訳
山下さんは私達が着いて5分後に一人でやって来て私の隣に
「予定していた奴が急に来れなくなって別の連絡取れた人が来る」と
亜美は「えっー」っと残念そうにしているけど
「希望通りT大卒だし俺の友達の中では一番の出世頭」
「どこに勤務されているんですか?」
「来てからのお楽しみ!」
単純な亜美はワクワクした嬉しそうな表情
こんな様子だから山下さんが振り向いてくれないんだよ
山下さんは頭の回転が速くて亜美よりも何枚も上手
亜美がやっている行動は馬鹿丸だし
でも、それを私が言っても言うことを聞いてくれるとは思えない
取りあえず飲み物を頼んで一度目の乾杯
亜美はしつこく山下さんに来る人の事を聞いている
山下さんのスマホが鳴りその人が店の前に到着したので山下さんが入り口まで迎えに行く
私は亜美に誘われてオシャレなダイニングバーに来ている
店内は打ちっぱなしのコンクリートで照明が薄暗く、カップル向けの店構え
この前の加藤専務と約束した食事会は当日、急に出張が入ったためキャンセルとなったので数日振りの外食
亜美がなぜ私を呼んだかというと山下さんのご指名だとか
亜美は二人っきりになりたかっみたいだけど、もう一人T大卒の友人を連れて来ると言われて渋々、承知したとか
店に先に着いた私達
「今日来る友人はオススメなんだって」
嬉しそうに言う亜美
この前山下さんに頑張るって言っていませんでした?
口には出さなかったけどたぶん表情に出ていたのだろう?
「運命はどこに転がっているかわからないから」
そう笑顔で言い訳
山下さんは私達が着いて5分後に一人でやって来て私の隣に
「予定していた奴が急に来れなくなって別の連絡取れた人が来る」と
亜美は「えっー」っと残念そうにしているけど
「希望通りT大卒だし俺の友達の中では一番の出世頭」
「どこに勤務されているんですか?」
「来てからのお楽しみ!」
単純な亜美はワクワクした嬉しそうな表情
こんな様子だから山下さんが振り向いてくれないんだよ
山下さんは頭の回転が速くて亜美よりも何枚も上手
亜美がやっている行動は馬鹿丸だし
でも、それを私が言っても言うことを聞いてくれるとは思えない
取りあえず飲み物を頼んで一度目の乾杯
亜美はしつこく山下さんに来る人の事を聞いている
山下さんのスマホが鳴りその人が店の前に到着したので山下さんが入り口まで迎えに行く