breath
樹の飲み物が来て再度乾杯
話もしたくない
飲みまくる?
私の中の真っ黒な心がウズウズしてまた病みそう
「主任って何処に勤務されているんですか?」
亜美、白々しくい
今は主任じゃなくて課長
本社勤務の亜美からしたら2年前の主任なんだ
亜美は今の樹の事を私から聞いているから知っているはずなのに
山下さんもいるしワザと知らない振りをして何かを聞きだそうとしている?
チラッと亜美の方を見るとアイコンタクトで『私に任せて』って言っている
「今海外出張中なんだ。今日も急な用件で午前に帰国して明日か明後日には向こうに戻る」
樹の話を聞いている私
すごく冷めている
「日本での滞在時間が短いのにこんなところで飲み会に参加していて良いのですか?彼女さん泣いちゃいますよ」
亜美ありがとう
聞きたいことを聞いてくれて
チラッて樹の方を見ると目が合った
全く動揺しているように見えない樹はフッと余裕の笑みを漏らしている
これってやましくないって言いたいの?
信じられない
悔しくて唇を噛む
「この後、電話するよ」
とってつけたような答えに怒りが込み上げて握っていたこぶしが震えている
もう樹の顔を見ることなんてできない
「彼女は二の次なんですね」
「違う!仕事の話だと思って。急用があるって呼び出されたから」
「山下さん本当?」
「本当。最近携帯が通じないから実家に電話したとき帰国したら連絡する旨を伝言しておいたら今日電話があって。その時もう一人の奴のキャンセルの電話があった直後で急用があるって呼び出した」
悪気もなくと隣で笑っている
話もしたくない
飲みまくる?
私の中の真っ黒な心がウズウズしてまた病みそう
「主任って何処に勤務されているんですか?」
亜美、白々しくい
今は主任じゃなくて課長
本社勤務の亜美からしたら2年前の主任なんだ
亜美は今の樹の事を私から聞いているから知っているはずなのに
山下さんもいるしワザと知らない振りをして何かを聞きだそうとしている?
チラッと亜美の方を見るとアイコンタクトで『私に任せて』って言っている
「今海外出張中なんだ。今日も急な用件で午前に帰国して明日か明後日には向こうに戻る」
樹の話を聞いている私
すごく冷めている
「日本での滞在時間が短いのにこんなところで飲み会に参加していて良いのですか?彼女さん泣いちゃいますよ」
亜美ありがとう
聞きたいことを聞いてくれて
チラッて樹の方を見ると目が合った
全く動揺しているように見えない樹はフッと余裕の笑みを漏らしている
これってやましくないって言いたいの?
信じられない
悔しくて唇を噛む
「この後、電話するよ」
とってつけたような答えに怒りが込み上げて握っていたこぶしが震えている
もう樹の顔を見ることなんてできない
「彼女は二の次なんですね」
「違う!仕事の話だと思って。急用があるって呼び出されたから」
「山下さん本当?」
「本当。最近携帯が通じないから実家に電話したとき帰国したら連絡する旨を伝言しておいたら今日電話があって。その時もう一人の奴のキャンセルの電話があった直後で急用があるって呼び出した」
悪気もなくと隣で笑っている