breath
そんな簡単なこと?
私が思っていたよりもお父さん達にとっては些細な事
この1ケ月、一生懸命自分がやっていたことはお父さんにとっては私の我儘にしか思れていない
結果的には自分が起こした反乱はお粗末な結末
私はいろんなことから自立できない女
私は一人では生きられない
誰かに守られないと生きていけない
これから結婚しても守らて生きていく
今更これ以上の抵抗をする気力も起らずここで観念する
そんな乗り越えられない壁が目の前に立ち図った状態で、別にもう無理に乗り越えなくても良い
ある意味、自分が作り出したとはいえプレッシャーから解放された感があるのも事実
これからは樹と結婚して幸せな家庭を作る
人から見たら私の行動は馬鹿げたものだと思われる
当の私は回り道をしてわかったことも多々ある
自分にとって何が大切か
捨てようとしたけれども、結局捨てれなかったもの
それが一番、私にとってはかけがえのない大切なもの
ずっとわかっていたけど、現実にいろんな事が起こりすぎて諦めてでもまた目の前に現れて
この3年間の事が走馬灯のように頭の中で駆け巡る
自分のこれからの生き方、運命?が何となくわかったような気がした
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