breath
「同居や入籍の事は俺の方からご両親に説明している。、喜んでくれている。だから無理にしなくても良いから。入籍は元旦はどうかな?」
答えるだけで精一杯
何か作ろうかと冷蔵庫の中を見たけど、アルコール以外本当に何にも入っていない
今日は疲れていて外に買い物に行く元気もなくなっている
初日なのに、主婦失格
ピーンポーン
インターフォンが鳴る
誰か来た?
樹が誰かとインターフォン越しに誰かと話しているようだけど、言い争っている
嫌な予感
こんなことをするのはあの人達しかいない
樹が止めようと部屋の外を出ようとしたけど、さっきのインターフォンの音は確か部屋の玄関の音
樹が鍵を開けた瞬間、沢山の荷物を持った樹のお母様とうちのお母さんが突撃
たぶん準備の続きをしようと思って来たのだろうけどバツが悪い
「こんにちは」
とりあえず挨拶をするけど、お母さんの顔を見ることはさすがにできない
お母さんも私と違う方向を見ている
「明日美ちゃん、久しぶり!」
お母さまが私にハグ
すごく嬉しそう
その反面難しそうな顔をしているお母さん
さすがに私からは声はかけられない
無視、無視
「食材とか調味料とか全くなかったから、買ってきたの」
そう言い二人は勝手知ったる自分の家のようにキッチンに向かい、片付け出す
「ゴメン。これだけは止められない。我慢してくれ」
何を我慢しろと言ってるの?
お母さんたちが突撃したこと
それともお母さんのこと?
わからない
もうすぐ30歳としては情けない
もっと大人に立ち振る舞わないといけないのはわかるけど気が進まない
答えるだけで精一杯
何か作ろうかと冷蔵庫の中を見たけど、アルコール以外本当に何にも入っていない
今日は疲れていて外に買い物に行く元気もなくなっている
初日なのに、主婦失格
ピーンポーン
インターフォンが鳴る
誰か来た?
樹が誰かとインターフォン越しに誰かと話しているようだけど、言い争っている
嫌な予感
こんなことをするのはあの人達しかいない
樹が止めようと部屋の外を出ようとしたけど、さっきのインターフォンの音は確か部屋の玄関の音
樹が鍵を開けた瞬間、沢山の荷物を持った樹のお母様とうちのお母さんが突撃
たぶん準備の続きをしようと思って来たのだろうけどバツが悪い
「こんにちは」
とりあえず挨拶をするけど、お母さんの顔を見ることはさすがにできない
お母さんも私と違う方向を見ている
「明日美ちゃん、久しぶり!」
お母さまが私にハグ
すごく嬉しそう
その反面難しそうな顔をしているお母さん
さすがに私からは声はかけられない
無視、無視
「食材とか調味料とか全くなかったから、買ってきたの」
そう言い二人は勝手知ったる自分の家のようにキッチンに向かい、片付け出す
「ゴメン。これだけは止められない。我慢してくれ」
何を我慢しろと言ってるの?
お母さんたちが突撃したこと
それともお母さんのこと?
わからない
もうすぐ30歳としては情けない
もっと大人に立ち振る舞わないといけないのはわかるけど気が進まない