breath
私がねだっても樹はいつまでたっても入れてくれない
そしてもう一度せがむ
「明日美が入れて」
目を開けると樹が四つん這いでニコニコしながら私を見下ろしている
視線が重なった瞬間、樹は体制を変え自分が下になり私は彼の上に乗っている
私から樹の唇にキスをすると、樹は身体をずらし私の胸の谷間に顔を埋める
愛撫が始まりまた快楽が私の全身を責める
私は焦らされ、我慢をしているけどさすがにもう耐えられず、私から繋がった
久しぶりの樹
そっと樹の顔を見ると樹は腕で自分の目を隠しているし
「樹」
名前を呼んでみたけど全く返事をしないので、私は無理やり彼の腕を外した
樹の表情を見た私
思わず唾をゴクリと飲み込む
卑猥な音が無くなった部屋
二人の間には、沈黙な時間しか流れていない
樹泣いてる
私に泣き顔を見られたくないのか、プイって顔を背ける
「大好きだよ」
樹の唇に熱い一番濃厚なキスをした
それが合図に泣いていた樹もそれに応えてくれて私たちは快楽の渦に
たぶん今まで樹に抱かれた中で一番思いがあって、心も身体も一番満たされたそんな行為
「私は樹のものだよね?」
コトが終わった後、樹に聞くと樹は返事をせずギュッと私を強く抱きしめる
それが答え
今の私は身も心も満たれて、3年前の気持ちと同じレベルに戻った
それぐらい満たされている
樹に『何で泣いていたの?』って聞きたかったけど、それは今日ではなく違う日に聞いてみたい
この日が思い出になった頃に
きっと笑い話になっているはず
初めてみた樹の涙は私にとって宝物
絶対、そんな日が来ると思うから
過去に私と樹の間にあった幸せは、私達の手をすり抜けて行ってもう戻らないと絶望したこともあった
環境のせいもあるけど私達にも至らないことがあったのは確かだ
だからもう同じ過ちを二度と繰り返さないように、あの時の苦しみを忘れない
あの苦しみがあったからこそ今がある
あの息もできないぐらいの苦しみがあったから今の自分がいる
それからの私達はお互いを求めあうように、激しく抱き合った
この愛が永遠に続くそう思えるぐらい
人間も動物なんだって思えるぐらい激しくお互いを求め愛し合う
そしてもう一度せがむ
「明日美が入れて」
目を開けると樹が四つん這いでニコニコしながら私を見下ろしている
視線が重なった瞬間、樹は体制を変え自分が下になり私は彼の上に乗っている
私から樹の唇にキスをすると、樹は身体をずらし私の胸の谷間に顔を埋める
愛撫が始まりまた快楽が私の全身を責める
私は焦らされ、我慢をしているけどさすがにもう耐えられず、私から繋がった
久しぶりの樹
そっと樹の顔を見ると樹は腕で自分の目を隠しているし
「樹」
名前を呼んでみたけど全く返事をしないので、私は無理やり彼の腕を外した
樹の表情を見た私
思わず唾をゴクリと飲み込む
卑猥な音が無くなった部屋
二人の間には、沈黙な時間しか流れていない
樹泣いてる
私に泣き顔を見られたくないのか、プイって顔を背ける
「大好きだよ」
樹の唇に熱い一番濃厚なキスをした
それが合図に泣いていた樹もそれに応えてくれて私たちは快楽の渦に
たぶん今まで樹に抱かれた中で一番思いがあって、心も身体も一番満たされたそんな行為
「私は樹のものだよね?」
コトが終わった後、樹に聞くと樹は返事をせずギュッと私を強く抱きしめる
それが答え
今の私は身も心も満たれて、3年前の気持ちと同じレベルに戻った
それぐらい満たされている
樹に『何で泣いていたの?』って聞きたかったけど、それは今日ではなく違う日に聞いてみたい
この日が思い出になった頃に
きっと笑い話になっているはず
初めてみた樹の涙は私にとって宝物
絶対、そんな日が来ると思うから
過去に私と樹の間にあった幸せは、私達の手をすり抜けて行ってもう戻らないと絶望したこともあった
環境のせいもあるけど私達にも至らないことがあったのは確かだ
だからもう同じ過ちを二度と繰り返さないように、あの時の苦しみを忘れない
あの苦しみがあったからこそ今がある
あの息もできないぐらいの苦しみがあったから今の自分がいる
それからの私達はお互いを求めあうように、激しく抱き合った
この愛が永遠に続くそう思えるぐらい
人間も動物なんだって思えるぐらい激しくお互いを求め愛し合う