【詩】《1972年04月01日ニ生マレテ》 (野いちご大賞エントリー作品)
其の弐
放課後の教室でのひとコマ

「幽霊さんか妖怪さんへ」

「私は弱いので力になって貴方を助けてあげる事が出来ません」

「どうか力の強い人に助けを求めてください」

亡き母から教わった「真心」の作法を何か(怖)に、はなった。





すると、とてもだるかった体がすっきりした。

それを見ていたのか?

「やるね」
と陰陽道家の正樹(まさき)君に言われた。
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