幼なじみ、卒業しませんか?


そんなあきくんの顔を私は何回も見てきたけど、イケメンはやっぱり見飽きるなんてことないからずっと見てられるよ(笑)


ぼー、っとあきくんの顔に見惚れていると


バチッ


わわわ、目が合って思わずバッと逸らしちゃった。
もうあきくん見てな...


「ふぎゃっ!?」


「柚?なに、俺の顔に見惚れてた?」


私の視線に気付いたのか、ククッと笑って私のほっぺを掴んで離さないあきくん。


私は恥ずかしさで顔を歪めるしか出来ないし。
キーーー!!悔しい!


って、そんなこと言ってる場合じゃない!ここはなんとかして誤魔化さないとだよね。


「ひ、ひがふもん!!あひふんの顔なんてまいにひ見てるから見惚れてはんへはいもん!!」


「ククッ、どーだか。
っていちごミルクってこんな甘ったるかった?柚、よくこんな甘いの毎日飲めるな。」


「もう!!あきくん返して!!」


私がそう言うとあきくんは驚いたのか知らないけど目を丸くしてこっちを見てる。


そしてその隙にほっぺを掴んでた手から逃げてやった。


ひーーー、恥ずかしかった...

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