2回目の「はじめまして」と「愛してる」
こんな子供よりお姉さんの方がいいよね...。
そう考えると余計落ち込んでしまう。
でも、このままだと約束をすっぽかしてしまうのでなんとか重い右足を動かして夏生のほうに向かおうとする。
と、
「すいません。
俺は大好きな彼女待ってるんでナンパなら他当たってください。俺はあいつ以外好きになれないんで。」
その言葉が気に触った女の人はみるみるうちに顔が真っ赤になっていって茹でたタコみたい。
「んなっ!もういいわよ!!」
お姉さんは若干、いやかなり怒った様子で夏生に言うと顔が茹でたタコのまま、その場から逃げるように走っていった。