Vanilla
「ほんとメンドクセー女。これが今日のご褒美だからな」
朝永さんはそう言って布団に潜ると私に背中を向けて枕にボスンと頭を乗せた。
私は訳が分からずポカン。
暫くして下を見た。
着せられた何かを確認してみた。
ブカブカの白い長袖のTシャツだった。
腕を伸ばすが、袖口からは指先しか見えない。
どうやら朝永さんのもの。
それを見ていたら先程の会話を思い出した。
朝永さん、今日は寒いなとか言ってたなって。
あれって遠回しに私に長袖のTシャツ持っているか確認したかったの?
もしそうだとしたら……そんなの分かる訳ないじゃ無い。
なんて不器用な人なの。
貴方の方が絶対に面倒臭いですよ。
私はとりあえず布団に潜る。
朝永さんはそう言って布団に潜ると私に背中を向けて枕にボスンと頭を乗せた。
私は訳が分からずポカン。
暫くして下を見た。
着せられた何かを確認してみた。
ブカブカの白い長袖のTシャツだった。
腕を伸ばすが、袖口からは指先しか見えない。
どうやら朝永さんのもの。
それを見ていたら先程の会話を思い出した。
朝永さん、今日は寒いなとか言ってたなって。
あれって遠回しに私に長袖のTシャツ持っているか確認したかったの?
もしそうだとしたら……そんなの分かる訳ないじゃ無い。
なんて不器用な人なの。
貴方の方が絶対に面倒臭いですよ。
私はとりあえず布団に潜る。