Vanilla
朝永さんがくれた昨日のご褒美は、本当に最高の物。
これ以上ハマったらダメなのに、こんなの着ていたらダメなのに、私は欲望を抑えられない。
リビングに戻ると朝永さんはまだソファーに居た。
私はシンクにある朝永さんの夕飯の食器を洗う。
洗った後、後ろにある自分の荷物を片付けようとキッチンでそのまま今日買った服のタグを切る作業。
「パジャマ買ってないのかよ」
どうやら帰って来た時、ぶら下げていた紙袋をみたらしい。
私が今日買い物に行ったことに気付き、更には私が昨日の朝永さんのシャツを着ているのが気になったらしい。
前から飛んできた声に私はビクッと身体を竦める。
「朝永さんが服、くれましたし……」
着るなとか言われるだろうかとビクビクしてしまい、朝永さんを見ずにタグを切り続ける。
すると流れる沈黙。
どうやら会話は終わったらしい。
これ以上ハマったらダメなのに、こんなの着ていたらダメなのに、私は欲望を抑えられない。
リビングに戻ると朝永さんはまだソファーに居た。
私はシンクにある朝永さんの夕飯の食器を洗う。
洗った後、後ろにある自分の荷物を片付けようとキッチンでそのまま今日買った服のタグを切る作業。
「パジャマ買ってないのかよ」
どうやら帰って来た時、ぶら下げていた紙袋をみたらしい。
私が今日買い物に行ったことに気付き、更には私が昨日の朝永さんのシャツを着ているのが気になったらしい。
前から飛んできた声に私はビクッと身体を竦める。
「朝永さんが服、くれましたし……」
着るなとか言われるだろうかとビクビクしてしまい、朝永さんを見ずにタグを切り続ける。
すると流れる沈黙。
どうやら会話は終わったらしい。