俺様上司に、跪いて愛を乞え〜彼目線〜激甘編を追加
ただ、本心などは一切隠して滅多に口にすることもなかったせいで、どうにも照れてしょうがなくなる。
その照れを隠すために、
「……そこに、膝をついてみろよ」
彼女を床へと跪かせた。
涙の跡を頬に残したままで俺を見上げる彼女に、たまらなく魅かれる。
俺の中の俺様気質が、頭をもたげてくる。
食らいつくようにも唇を奪って、膝をつく彼女の顎を掴んで、
さらに深く、まゆを求めた。