俺様上司に、跪いて愛を乞え〜彼目線〜激甘編を追加

「なんだよ…びっくりさせんな…」

本気で驚いた分だけホッとすると、

「……あのね、そんな風に私のことを心配してくれたりするのが、本当に嬉しいの…」

微笑んで、背中を抱かれて、

一気に自分の体温が上がりそうにもなる。

「……俺の方が、熱が出そうだよ…」

思わず呟くと、

「ごめんなさい……でも、部長とこうしてると、私も熱が上がってくるみたい……」

そんな風にも口にされて、

「……まゆ」

と、もう一度その唇に口づけた。


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