俺様上司に、跪いて愛を乞え〜彼目線〜激甘編を追加
こんな日には家に帰って酒が飲みたくなる。
しかしいくら酒を煽ろうとも、酔えるわけでもなかった。
俺は、こんな自分に嫌気が差しているのかもしれない。
もっと違うスタンスで上司として立ち回ることが出来れば、いやせめて誰か一人にでも俺の心情を知ってもらえたら……そうすれば俺は、少しは救われるかもしれないのに……。
もう何度考えたか知れない堂々巡りを打ち切って、グラスに残っていたアルコールを流し込む。
明日は、朝一からプレゼンがある。夜遅くまで飲んでいる場合じゃない……俺はバーボンのボトルを片付けて、ベッドへ入った。