先輩、気付いて下さい。
「結衣を見てて、昔の自分みたいで
 応援したいって、結衣は私と同じようには
 ならないって最初は思ってたんだけど、
 どんどん状況が似てきて
 自分が選んだ幸せを結衣にも
 押し付けようとしてた。
 真逆の事いろいろ言って
 口出して、ごめんね。」
 


頭を下げる愛依に慌てて言った。



「そんな謝らないでよ!
 私の事考えてくれたんでしょ?
 ありがとう。愛依のそういうとこ大好き。」

< 107 / 266 >

この作品をシェア

pagetop