先輩、気付いて下さい。
愛依は過去に
たくさんの事を抱えてると
知るここ最近。

「嫌いになった…?」

1人で考え込んでいて
何も言わない私に不安になったのか
そんな事を聞いてきた。
だから、

「嫌いになる訳、ないじゃん!
 知らない事多くて驚いたけど
 昔の愛依でも私、友達になってたと思う!」

さっきまでの事を忘れて
満面の笑みを向けて言うと

「結衣~!!」

嬉しそうに私に抱き着いてきた。


2人でギューっと抱き合った後
「「ありがとう」」
言葉がハモってまた笑い合った。
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