先輩、気付いて下さい。
「結衣、好きだ…」


私にしか聞こえない声で
甘く呟いて


「キャー――――――!!!!」


更に甘い甘いキスが降ってきた。


好きな人の温もりが
こんなにも安心する物だなんて
今まで知らなかった。

ドキドキと安心感で
心がくすぐったくなるような。


こういうのを幸せって言うのかな?


そんな気持ちに浸っていると

「そ、それではこれで
告白ステージは終了です!」


実行委員の人の声によって
私達は我に返り
ステージ裏へ回った。

するとそこには
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