先輩、気付いて下さい。
「結衣ちゃん、何で朝来なかったの?」
口は笑ってるけど
目が笑ってない涼太先輩に
苦笑いで返した。
「いやぁ~…それはですね?
ね、寝坊してチョコ忘れちゃって…」
なんて嘘は涼太先輩には
通用しないみたいで…
「二か月間、毎日、一日も欠かさず
来てた人が今さら忘れる?
雄哉がうるさいんだよ、ずっと。
『結衣が来ねー!』って。」
その言葉に胸が高鳴った。
…にも関わらず
「私が来ないじゃなくて
チョコが来ないの間違いなんじゃないですか?」
また…
可愛くない事を…
口は笑ってるけど
目が笑ってない涼太先輩に
苦笑いで返した。
「いやぁ~…それはですね?
ね、寝坊してチョコ忘れちゃって…」
なんて嘘は涼太先輩には
通用しないみたいで…
「二か月間、毎日、一日も欠かさず
来てた人が今さら忘れる?
雄哉がうるさいんだよ、ずっと。
『結衣が来ねー!』って。」
その言葉に胸が高鳴った。
…にも関わらず
「私が来ないじゃなくて
チョコが来ないの間違いなんじゃないですか?」
また…
可愛くない事を…