先輩、気付いて下さい。
「そう、ですか…」

なんとなく
そんな気がしてたから。


傷ついてないって言ったら
もちろん嘘だけど
何かあっけないなって…


「俺さ、まじで本気だから。
 いつから好きかって聞かれたら
 分からないけど、
 雄哉の一言で一喜一憂してる結衣ちゃんが
 可愛いなって思い始めたら
 どんどん目が離せなくなってた。
 こんなタイミングでずるい事してるのは
 分かってる。でも、今だからこそ
 言いたかった。」

< 78 / 266 >

この作品をシェア

pagetop