once again
「もしもし?涼香どうしたの?」
「ごめんね、瑠璃。そっち夜中だっけ?」
「ううん、朝の4時だけど。シャワー浴びてたからいいよ。今から寝るつもりだったし。どうしたの?また、なんかあったの?」
「に、兄さんが電話してきたの!今から家に来るって!」
「嘘!ほんとに?」
「う、うん。何しに来るんだろう」
「ごめん、多分だけど私の結婚の話じゃないかな。この間、兄さんには話したんだ。結婚したい人がいる、って」
「そ、そうなの?で?」
「その時に、涼香の話が出たのよ。今どうしてる、って。あんた帰ってないでしょ?ここ1年くらい」
「うん、揉めてから帰ってないな」
「今は秘書課勤務だって言っちゃったんだ。ごめん!」
「え、ほんとに?まさか、せ…」
「専務専属秘書だって言っちゃった」
頭の中がグチャグチャになってきた。
専務とこんな事になる前で、秘書課に勤務が変わった時に話したらしい。
瑠璃が言うには、自分の結婚の話と私の秘書での仕事の事を聞きに来るんじゃないか、と。
そんな話をしていたら、インターフォンが鳴った。
来た。
「ご、ごめん。瑠璃、兄さん来たから切るね。また電話する」
「ん、わかった。ごめんね、涼香」
電話を切った私は、インターフォンに慌てて対応した。
「は、はい」
「俺だ、開けてくれ」
「はい」
開錠ボタンを押した。
「ごめんね、瑠璃。そっち夜中だっけ?」
「ううん、朝の4時だけど。シャワー浴びてたからいいよ。今から寝るつもりだったし。どうしたの?また、なんかあったの?」
「に、兄さんが電話してきたの!今から家に来るって!」
「嘘!ほんとに?」
「う、うん。何しに来るんだろう」
「ごめん、多分だけど私の結婚の話じゃないかな。この間、兄さんには話したんだ。結婚したい人がいる、って」
「そ、そうなの?で?」
「その時に、涼香の話が出たのよ。今どうしてる、って。あんた帰ってないでしょ?ここ1年くらい」
「うん、揉めてから帰ってないな」
「今は秘書課勤務だって言っちゃったんだ。ごめん!」
「え、ほんとに?まさか、せ…」
「専務専属秘書だって言っちゃった」
頭の中がグチャグチャになってきた。
専務とこんな事になる前で、秘書課に勤務が変わった時に話したらしい。
瑠璃が言うには、自分の結婚の話と私の秘書での仕事の事を聞きに来るんじゃないか、と。
そんな話をしていたら、インターフォンが鳴った。
来た。
「ご、ごめん。瑠璃、兄さん来たから切るね。また電話する」
「ん、わかった。ごめんね、涼香」
電話を切った私は、インターフォンに慌てて対応した。
「は、はい」
「俺だ、開けてくれ」
「はい」
開錠ボタンを押した。