once again
「室長、遅くなりました。申し訳ありませんでした」
室長室で、難しい顔をした室長が、私が戻ってきたのを確認して、ドアまで早足で歩いてきた。
ドンッ
ま、また、壁ドンかい
「な、何を…」
「正直に話をしたら、咎めない。蓮に何を言われた?」
室長の顔が、少し動くだけでキス出来る位置にあった。
近い!近すぎます!顔!
「なな、何をですかっ?さっきも言ったじゃないですかっ!秘書の事でかなり気になってたみたいです。怪我させた事を。ただそれだけですっ」
勢いよく言ってみたけど、大丈夫かな…
「なら、いい。分かった」
室長はそう言うと、私から離れて行った。
た、助かった…
「申し訳ない、気がたっていてね…」
いつになく、室長の様子がおかしい事に気がついた。
いつもなら、こんな感じで私を迫ったりはしない…
「何かあったんですか?」
「いや、なんでもないんだ…仕事に戻ってくれ。10日間の仕事は溜まってるぞ」
「あ、はい。かしこまりました」
私は疑問に思いつつ、室長室を後にした私は専務室に戻った。
「高瀬」
「あ、はい」
部屋に戻ってすぐに専務に呼ばれた。慌てて部屋に行くと、
「涼香。どこに行ってた?匠のところか?」
「せ、専務。名前は気をつけて下さい。誰が聞いてるか分かりま…」
最後まで言わせてもらえず、専務は私の手を引っ張った。
「今日だけ、許してくれ。嬉しいんだ」
どこまで、幸せなんだろう。
私とせ、専務。
室長室で、難しい顔をした室長が、私が戻ってきたのを確認して、ドアまで早足で歩いてきた。
ドンッ
ま、また、壁ドンかい
「な、何を…」
「正直に話をしたら、咎めない。蓮に何を言われた?」
室長の顔が、少し動くだけでキス出来る位置にあった。
近い!近すぎます!顔!
「なな、何をですかっ?さっきも言ったじゃないですかっ!秘書の事でかなり気になってたみたいです。怪我させた事を。ただそれだけですっ」
勢いよく言ってみたけど、大丈夫かな…
「なら、いい。分かった」
室長はそう言うと、私から離れて行った。
た、助かった…
「申し訳ない、気がたっていてね…」
いつになく、室長の様子がおかしい事に気がついた。
いつもなら、こんな感じで私を迫ったりはしない…
「何かあったんですか?」
「いや、なんでもないんだ…仕事に戻ってくれ。10日間の仕事は溜まってるぞ」
「あ、はい。かしこまりました」
私は疑問に思いつつ、室長室を後にした私は専務室に戻った。
「高瀬」
「あ、はい」
部屋に戻ってすぐに専務に呼ばれた。慌てて部屋に行くと、
「涼香。どこに行ってた?匠のところか?」
「せ、専務。名前は気をつけて下さい。誰が聞いてるか分かりま…」
最後まで言わせてもらえず、専務は私の手を引っ張った。
「今日だけ、許してくれ。嬉しいんだ」
どこまで、幸せなんだろう。
私とせ、専務。