once again
「じゃあ、あとは任せるね。私は大丈夫だから、日をまた決めてね」
「分かった。話しておくよ、って言うか改まると緊張するな」
「え?あ、それは私もだよ。だけど、私幸せです。蓮さんのそばにいる事が出来て…」
「何、俺だってそうだよ…涼香」
そう言うと、どちらからともなくキスをした。
私は幸せだ。
ここに来るまでは大変だったけれど、蓮さんと気持ちが通じあえた事が嬉しかった。
こんなに、幸せでいいんだろうか、そて思いながら、蓮さんの身体を抱きしめていた。
「お父さん、退院おめでとう、これからは、無理しないで下さいね」
父が無事退院した。陽さんからも、仕事はほどほどに、と釘を刺されていた。父も、退院後は仕事を詰めてやろうとは思ってないみたいで、兄にいろいろと指示を出していた。
言われた兄自身は、その心配もしなくていいから、ゆっくりしてくれよと話していた。
会長である父が、今後あまり仕事に関わってこないとなると、と兄も大変になるだろう。でも父の体の事を考えると、そうも言ってられない。
私も邪魔にならないように、兄の補佐が出来たら、と考えていた。
「分かった。話しておくよ、って言うか改まると緊張するな」
「え?あ、それは私もだよ。だけど、私幸せです。蓮さんのそばにいる事が出来て…」
「何、俺だってそうだよ…涼香」
そう言うと、どちらからともなくキスをした。
私は幸せだ。
ここに来るまでは大変だったけれど、蓮さんと気持ちが通じあえた事が嬉しかった。
こんなに、幸せでいいんだろうか、そて思いながら、蓮さんの身体を抱きしめていた。
「お父さん、退院おめでとう、これからは、無理しないで下さいね」
父が無事退院した。陽さんからも、仕事はほどほどに、と釘を刺されていた。父も、退院後は仕事を詰めてやろうとは思ってないみたいで、兄にいろいろと指示を出していた。
言われた兄自身は、その心配もしなくていいから、ゆっくりしてくれよと話していた。
会長である父が、今後あまり仕事に関わってこないとなると、と兄も大変になるだろう。でも父の体の事を考えると、そうも言ってられない。
私も邪魔にならないように、兄の補佐が出来たら、と考えていた。