once again
「涼香、ごめんね。巻き込んでしまって…」
「ううん。分かってしまう事だし、仕方ないよ。でも、急すぎるよね…それが問題かも」
「そう…よね…。あ、天城、事務所の方はどう?」
「事務所は大丈夫です、心配はいりません。私が心配しているのは如月商事さんの方ですよ」
「え?ど、どうして…」
「それはそうでしょう?SEIWADOとの業務提携で今注目されてるでしょう?そこへ時期社長がモデルのRURIとの婚約ってなったら、大騒ぎになるじゃないですか」
はぁ…
落胆する私に怜さんが声をかけてきた。
「もう、一気に合同婚約パーティーでもしますか?」
「え?」
「はい?」
私と瑠璃は目が点になっていたと思う。
何を急に…怜さん。
「多分…妹の涼香です。と瑠璃が言った所で、追いかけられるのは変わりないんじゃないかな。それだったら、もう大げさするぐらいに、発表したらいいんじゃないか?その方が、スッキリするだろ?…で、追いかけるな、と」
うーん。
本当にそれでいいんだろうか…
って言うか、まだ二人とも両親に会ってないし、会わせてないし…
瑠璃と怜さんは、もう顔合わせが終わってるからいいだろうけど。
どうしよう。
ただでさえ、母がパーティーするかも?って話で頭を抱えていたのに、合同パーティーなんて、私は混乱していた。
そして、電話が鳴っている事に気付いてなかった。
「ううん。分かってしまう事だし、仕方ないよ。でも、急すぎるよね…それが問題かも」
「そう…よね…。あ、天城、事務所の方はどう?」
「事務所は大丈夫です、心配はいりません。私が心配しているのは如月商事さんの方ですよ」
「え?ど、どうして…」
「それはそうでしょう?SEIWADOとの業務提携で今注目されてるでしょう?そこへ時期社長がモデルのRURIとの婚約ってなったら、大騒ぎになるじゃないですか」
はぁ…
落胆する私に怜さんが声をかけてきた。
「もう、一気に合同婚約パーティーでもしますか?」
「え?」
「はい?」
私と瑠璃は目が点になっていたと思う。
何を急に…怜さん。
「多分…妹の涼香です。と瑠璃が言った所で、追いかけられるのは変わりないんじゃないかな。それだったら、もう大げさするぐらいに、発表したらいいんじゃないか?その方が、スッキリするだろ?…で、追いかけるな、と」
うーん。
本当にそれでいいんだろうか…
って言うか、まだ二人とも両親に会ってないし、会わせてないし…
瑠璃と怜さんは、もう顔合わせが終わってるからいいだろうけど。
どうしよう。
ただでさえ、母がパーティーするかも?って話で頭を抱えていたのに、合同パーティーなんて、私は混乱していた。
そして、電話が鳴っている事に気付いてなかった。