once again
そう思いませんか?
さすが、弁護士。
たたみかけるように、蓮さんに話をしていた。
蓮さんも、同じ事を思っていたみたいだった。
「私もその話を聞いて、誤解だと言おうと思いましたが、涼香がそんな目で見られるのが嫌だと言っていたんで、それも出来ないなと思ってたんですよ。社長である父や匠に、まで、お前は二股かけてたのか!って、言われてしまって…」
二股って…
蓮さんはまだ、室長や社長に瑠璃の双子の妹だと、私の事を言ってなかったんだと…。今回の事で話をしていたもんどと思っていた。
「そこで、提案なんです。これはRURIとしても損ではない話で、もちろん如月商事としても、損はないはずです。どうですか?聞きますか?」
天城さんが、蓮さんの顔を見た。
「どういう事ですか…」
「RURIを如月商事のモデルにお願いしたい。一度は断りましたよね、それを復活させていただきたい。そして、涼香さんをそこで、RURIの妹だと発表していただきたい」
「な、なんで…む、無茶だ!」
「聞いて下さい。如月さん、これは涼香さんも承知してるんです」
「え?」
私も承知していると聞いて、蓮さんが驚いて私の顔を見た。私は黙って頷いた。
そう、決めた事だから…
「そうです、承知してるんです。そして、発表と同時に永山さんとRURIの婚約、如月さんと涼香さんの婚約を発表するんです。如月商事のモデルはRURIと涼香さんにもやってもらいます」
「…え?ええ!」
「これも涼香さんは納得されてます。いいですか、一気に公表するんです。そうすれば、世間の目なんてすぐに薄れていくものです。RURIは永山さんと結婚すれば引退ですからね」
さすが、弁護士。
たたみかけるように、蓮さんに話をしていた。
蓮さんも、同じ事を思っていたみたいだった。
「私もその話を聞いて、誤解だと言おうと思いましたが、涼香がそんな目で見られるのが嫌だと言っていたんで、それも出来ないなと思ってたんですよ。社長である父や匠に、まで、お前は二股かけてたのか!って、言われてしまって…」
二股って…
蓮さんはまだ、室長や社長に瑠璃の双子の妹だと、私の事を言ってなかったんだと…。今回の事で話をしていたもんどと思っていた。
「そこで、提案なんです。これはRURIとしても損ではない話で、もちろん如月商事としても、損はないはずです。どうですか?聞きますか?」
天城さんが、蓮さんの顔を見た。
「どういう事ですか…」
「RURIを如月商事のモデルにお願いしたい。一度は断りましたよね、それを復活させていただきたい。そして、涼香さんをそこで、RURIの妹だと発表していただきたい」
「な、なんで…む、無茶だ!」
「聞いて下さい。如月さん、これは涼香さんも承知してるんです」
「え?」
私も承知していると聞いて、蓮さんが驚いて私の顔を見た。私は黙って頷いた。
そう、決めた事だから…
「そうです、承知してるんです。そして、発表と同時に永山さんとRURIの婚約、如月さんと涼香さんの婚約を発表するんです。如月商事のモデルはRURIと涼香さんにもやってもらいます」
「…え?ええ!」
「これも涼香さんは納得されてます。いいですか、一気に公表するんです。そうすれば、世間の目なんてすぐに薄れていくものです。RURIは永山さんと結婚すれば引退ですからね」