once again
これも業務命令ですか?
「業務命令、拒否権なし」
はっきりと言われてしまった、私。
どうしようもない。
所謂ダブルブッキングってやつですか。
瑠璃と私じゃ、違い過ぎる…
ほんと、ヤバイって!!!
午後からの仕事が手につかなくなるほどの衝撃だった。
瑠璃の事も、専務の命令も断れない。
どうすればいいんだろうか、時間をずらす事が出来れば、どうにかなるのか…
仕事が終わってから、エレベーターホールで天城さんに電話した。
天城さんが言うには、乾杯の時にいたらいいと言われ、その時間の後に専務と合流させてもらおうと、画策してみた。
こればっかりはどうにもならない。
電話が終わってからエレベーターに乗り込んだ。
ため息をついて、天井を見上げだ。
エレベーターが19階で止まった。
「大きなため息が、ドア越しまで聞こえましたよ?」
「氷室室長…」
ドアが開き、その前に氷室室長がにこやかに立っていた。
はっきりと言われてしまった、私。
どうしようもない。
所謂ダブルブッキングってやつですか。
瑠璃と私じゃ、違い過ぎる…
ほんと、ヤバイって!!!
午後からの仕事が手につかなくなるほどの衝撃だった。
瑠璃の事も、専務の命令も断れない。
どうすればいいんだろうか、時間をずらす事が出来れば、どうにかなるのか…
仕事が終わってから、エレベーターホールで天城さんに電話した。
天城さんが言うには、乾杯の時にいたらいいと言われ、その時間の後に専務と合流させてもらおうと、画策してみた。
こればっかりはどうにもならない。
電話が終わってからエレベーターに乗り込んだ。
ため息をついて、天井を見上げだ。
エレベーターが19階で止まった。
「大きなため息が、ドア越しまで聞こえましたよ?」
「氷室室長…」
ドアが開き、その前に氷室室長がにこやかに立っていた。