恋・愛至上命令。
1-2
「セリの彼氏、相変わらずマメだね~」
後ろから来た、同期で商品課に配属されてる倉木結衣子(くらき ゆいこ)に、エレベーターホールで冷やかされた。ちょうど車から降りるところを居合わせてたらしい。
「まあ・・・向こうも出勤の途中だから」
ってことにしてある。
「セリんとこは6コ上だっけ?、やっぱ歳上がいいよ! タメってなんかダメだわ」
重い溜め息を漏らした結衣子に視線を傾げた。
「・・・ケンカでもした?」
ちょっちゅねー、とおどけて見せる彼女。
いつも会議室兼休憩室で一緒にお昼を食べるから、その時に話を聴くことを約束してフロアで別れた。
後ろから来た、同期で商品課に配属されてる倉木結衣子(くらき ゆいこ)に、エレベーターホールで冷やかされた。ちょうど車から降りるところを居合わせてたらしい。
「まあ・・・向こうも出勤の途中だから」
ってことにしてある。
「セリんとこは6コ上だっけ?、やっぱ歳上がいいよ! タメってなんかダメだわ」
重い溜め息を漏らした結衣子に視線を傾げた。
「・・・ケンカでもした?」
ちょっちゅねー、とおどけて見せる彼女。
いつも会議室兼休憩室で一緒にお昼を食べるから、その時に話を聴くことを約束してフロアで別れた。