キミだけ


私はそこそこに幸せ者だと、思うよ。


「あ、桜木おはよ」


私の席を囲んで、みんなでガヤガヤしているところに坂本がきた。

今日も今日とて、かっこがいい。


「おはよう」


「お誕生日おめでとう。ん、これやるよ」


「え、私に?いいの?」


突然のプレゼントに驚きながらも、少しワクワクしながら受け取った。


坂本が私にプレゼントくれるなんて、予想外だ。
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