突然婚⁉︎ 〜きみの夫になってあげます〜

それからシンちゃんは、わたしのさらにもっと深いところをめがけて、じっくりと何度も突いてきた。

今まで、こんなに奥まで来た(・・)人はいない。

「ぅん……んんっ……ぅはぁ……っ」

シンちゃんが膣内(なか)で一突きするたびに、わたしの子宮が重だるく共鳴する。
そして、そのあと、まるで鐘に突かれた余韻みたいに名残惜しげに、ふるふるふる…と振動する。

……こんなの、たまらない。

思わず自分からも、ぐーっと腰を押しつけて、そのまま(こす)りつけて、もう一度……さらに、もう一度、とねだってしまう。
自然と、ぐーっと膣内のもの(・・)を締めつけてしまう。

「櫻子……そんなに……気持ち……いい?」

ねっとりと重く突く抽送が絶え間なく続く中、シンちゃんが魅惑的な切れ長の目を細めて、意地悪く、にやりと笑う。
左目の下の泣きぼくろが、こちらが泣きたくなるくらいの色気を(あふ)れさせてる。


……わかってる、くせに。

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