マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
守ってやりたいんだからさ
***
反論してやろうと口を開こうとしたが、それを遮るかのように、バックから『きゃーっ!』と黄色い声が響いていた。
「きゃーっ!蓑島くんーっ!」
「悠介様、お素敵!…いやぁーっ!」
「ミスタぁーっ!!」
キャーキャーと猫の発情期のような声をあげて、一斉に走っていき、あっという間に蓑島くんを取り囲んでいる。
まるで、タイムバーゲン開始に必死なおばちゃんのような勢い!
「どけ!」と、突き飛ばされて、フラッとしてしまった。
突然現れた蓑島くんも「やあやあこんにちは」と、いつもの調子で彼女たちにあの悩殺スマイルを振り撒いている。
いきなり現れて…何?
いったい…。
急に力が抜けてガクッとくる。
蓑島くんとファンの戯れをしばらく呆然と見守る。
すると、女子の一人が猫なで声で蓑島くんにすり寄るように話し掛ける。
「ねぇー?蓑島くん、何でここにいるのー?こんなとこで会えるとか、超嬉しいんだけどー?」
「ホントホントー!」
「ははっ。…それはね?星月がみんなにイジメられてるから、助けにきたんだー?」
「えっ…」
女子たちの顔色が一気に変わる。
途端に、全員フリーズしてしまった。
反論してやろうと口を開こうとしたが、それを遮るかのように、バックから『きゃーっ!』と黄色い声が響いていた。
「きゃーっ!蓑島くんーっ!」
「悠介様、お素敵!…いやぁーっ!」
「ミスタぁーっ!!」
キャーキャーと猫の発情期のような声をあげて、一斉に走っていき、あっという間に蓑島くんを取り囲んでいる。
まるで、タイムバーゲン開始に必死なおばちゃんのような勢い!
「どけ!」と、突き飛ばされて、フラッとしてしまった。
突然現れた蓑島くんも「やあやあこんにちは」と、いつもの調子で彼女たちにあの悩殺スマイルを振り撒いている。
いきなり現れて…何?
いったい…。
急に力が抜けてガクッとくる。
蓑島くんとファンの戯れをしばらく呆然と見守る。
すると、女子の一人が猫なで声で蓑島くんにすり寄るように話し掛ける。
「ねぇー?蓑島くん、何でここにいるのー?こんなとこで会えるとか、超嬉しいんだけどー?」
「ホントホントー!」
「ははっ。…それはね?星月がみんなにイジメられてるから、助けにきたんだー?」
「えっ…」
女子たちの顔色が一気に変わる。
途端に、全員フリーズしてしまった。