マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
思わぬ遭遇クライシス
***
「…ホントにいいの?」
「いらない!…もういいってば!もう行こ!もう10時過ぎてる!」
「まだ10時じゃーん。時間あるでしょー。俺、張り切ってやってやるのにー。ホントは足だって俺がやりたかったー」
「いいの!」
サンダルを履くので、ペディキュアをした方が良い!とエセプロデューサーに提案され、綺麗に塗り直していたところ。
「手の爪は塗らないの?俺がやってあげようか?何なら足もその続きを…」
蓑島くんが、マニキュアを?
私の手足に?
男の人って、マニキュア塗れるの?
私の手足を触ることになるんでしょ?
何か…やらしくない?
き、きもっ!
イケメンのくせに、キモい!
…じ、冗談じゃない!却下!
「えーっ。俺がやってやるってんのに…」
出発の準備を終え、家のカギをかけているその横で、蓑島くんは口を尖らせて文句を言っている。
「それ、非常に気持ち悪いってこと自覚して。イケメンだから許されてる部分あるけど、やってることは変態だから」
「そう?結構喜んでもらってるけど」
「………」
あなたの周りには、ろくてない女ばかりですね…。
「…ホントにいいの?」
「いらない!…もういいってば!もう行こ!もう10時過ぎてる!」
「まだ10時じゃーん。時間あるでしょー。俺、張り切ってやってやるのにー。ホントは足だって俺がやりたかったー」
「いいの!」
サンダルを履くので、ペディキュアをした方が良い!とエセプロデューサーに提案され、綺麗に塗り直していたところ。
「手の爪は塗らないの?俺がやってあげようか?何なら足もその続きを…」
蓑島くんが、マニキュアを?
私の手足に?
男の人って、マニキュア塗れるの?
私の手足を触ることになるんでしょ?
何か…やらしくない?
き、きもっ!
イケメンのくせに、キモい!
…じ、冗談じゃない!却下!
「えーっ。俺がやってやるってんのに…」
出発の準備を終え、家のカギをかけているその横で、蓑島くんは口を尖らせて文句を言っている。
「それ、非常に気持ち悪いってこと自覚して。イケメンだから許されてる部分あるけど、やってることは変態だから」
「そう?結構喜んでもらってるけど」
「………」
あなたの周りには、ろくてない女ばかりですね…。