マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
『…瞳真、約束してたんだけど…後藤さんと一緒にいた』
この驚くべき事実。
…しかし、尊はさほど驚いてないようだった。
『…あー。お泊まりか。あいつら付き合ってっからな』
『…え?』
瞳真が、後藤さんと。
付き合ってる…?
『そ…そうだったの?』
『え。星月、知らなかったの?もう二ヶ月ぐらい経つぞ』
そんなに前から?あの関係は続いてたの?
『彼女、いたんだ…』
『まあー。今回は長く続くといいんだけど』
『…え?』
『その前も、その前も二ヶ月ぐらいで別れてるからなー。アイツ、イケメンだからモテるし』
驚いた。
今までも、彼女がいたんだ…。
『アイツはモテるからとっかえひっかえ出来るもんなー。俺はようやくゲットした、たった一人の子を大切にしてますけどー?』
『…えっ!尊も、彼女いるの?』
『…え?知らなかった?…そうそう、もう付き合って5ヶ月。ちなみに俺は昨日お泊まり…ぐふふ』
『尊まで…』
『俺までって…いやいや、俺だけじゃなく、だいたいみんな彼女いるぞ?少年団の連中、ほぼいる』
『えっ!』