マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
付き合う付き合わないの攻防
***
どことなく変わっている人だとは思っていたけど…。
お調子者でセクハラ大魔王と思っていたけど…!
ここまで変なことを口走る人だったとは…!
しかも、『俺と付き合え!』と、ドヤ顔だ。
何でそこでドヤるのよ。
「…で、どうすんだ?俺と付き合うのか?どうなんだ?」
「ち、ちょっと待ってよ!どうして急にそんな話になるの!」
「それは、星月が不憫に思えたから。泣いちゃうほど水口ラブなのに、チューしているとこ二回も目撃しちゃって泣いちゃって。サッカーが恋人と言われながらも、右膝ケガしてサッカーも辞めちゃうことになっちゃって」
は、はぁ?!
「ど、同情ならいらないよ!私なら大丈夫だし!それに、バカにしてんのはそっちでしょ!」
「バカにしてないさー。だって、水口にもサッカーにもフラれ、星月の心はぼろぼろ、独りぼっち…」
「お、お気遣い無用ですけど!」
「そこで、俺様がそんな傷だらけの星月を癒してやるのさ?」
「い、癒す…?」
「恋の傷は恋で癒せ。っていう言葉、あるだろ?うひひ…」
「恋の傷は恋で…だから、付き合えっていうの?!冗談じゃ…!」
「だーかーら。冗談じゃないですぜー?本気本気」
…この男っ!
どことなく変わっている人だとは思っていたけど…。
お調子者でセクハラ大魔王と思っていたけど…!
ここまで変なことを口走る人だったとは…!
しかも、『俺と付き合え!』と、ドヤ顔だ。
何でそこでドヤるのよ。
「…で、どうすんだ?俺と付き合うのか?どうなんだ?」
「ち、ちょっと待ってよ!どうして急にそんな話になるの!」
「それは、星月が不憫に思えたから。泣いちゃうほど水口ラブなのに、チューしているとこ二回も目撃しちゃって泣いちゃって。サッカーが恋人と言われながらも、右膝ケガしてサッカーも辞めちゃうことになっちゃって」
は、はぁ?!
「ど、同情ならいらないよ!私なら大丈夫だし!それに、バカにしてんのはそっちでしょ!」
「バカにしてないさー。だって、水口にもサッカーにもフラれ、星月の心はぼろぼろ、独りぼっち…」
「お、お気遣い無用ですけど!」
「そこで、俺様がそんな傷だらけの星月を癒してやるのさ?」
「い、癒す…?」
「恋の傷は恋で癒せ。っていう言葉、あるだろ?うひひ…」
「恋の傷は恋で…だから、付き合えっていうの?!冗談じゃ…!」
「だーかーら。冗談じゃないですぜー?本気本気」
…この男っ!