マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様



ヌルッとした感触が体をゾワゾワッとさせて、思わず悲鳴をあげてしまった。

その感触を受けた手を反射で引っ込めようとしたが、とっさに手首をグッと掴まれ動かず。

逆に引き寄せられる。



指…舐められたっ!

押さえ続けていた唇から、舌がベロッと…出た!



そして、更なる奇襲を受ける。



「…あああぁぁぁっ!」



その舐められたヌルッとした感触に、またしても襲われる。

体がゾクゾクとしてしまい、更に汚ない悲鳴をあげてしまった。



蓑島くん…!

私の指、くわえてる!

くわえて…口の中で舐め回して、吸い付いてる!



「だ、だめえぇぇぇっ!」



脳天突き抜ける悲鳴と同時に、くわえられた手をブンブンと振り回す。

同時にパッと手は解放され、蓑島くんは一歩後ろに下がっていた。



「ぶっ…」



笑い声を漏らした蓑島くん。

唇を拭きながら、イタズラ小僧のような、ものすごい悪い顔をしている。

次第に肩を震わせて笑い始めた。



「ぶふっ…あははは!ははははっ!…エロっ!『あぁーんっ』だなんて、エロっ!」

「あ、あぁーんだなんて、言ってないぃっ!」

「『だめぇーんっ』って、声、エロいっ!エロっ」

「…もうっ!蓑島ああぁぁっ!」


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