マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
ラブストーリーではなくホラー?
***
終わりに、させてもらえなかった…。
「…はぁっ?!ち、ちょっと…嘘でしょ?!」
別れ…られなかった。
「な、何で?!」
翌日、火曜日。
3時限目の体育の時間。
体育館でバレーボールの授業の真っ最中。
球技大会も近いので、バレーボールのミニゲームを班毎に別れて行う。
その待機中に、斗弥子と彩里と三人で。
隅でこそこそと昨日のご報告。
この体育の授業には、隣の二組の横川さんや、美優もいるから、本当に内密にこそこそと。
横川さんのことは、気にしなくていいって。
今はまだ、傍にいろって。
私を独りにしたくないって。
イカせてやるまで、離さないって。(…)
「…意味わかんないね」
彩里の言うとおりだ。
まさしく、意味不明だよ。
イカせてやるまでって…いやいや、そこは問題ではない。
本当にいかがわしい。どスケベ変態男。
『今はまだ』傍にいろ。
独りしたくない。
「なんか、意味ありげ?ちょっと、今までの悠介からしたら考えられないんだけど。引き留めるとか。いつも、来る者拒まず去る者追わずなのにさ」
終わりに、させてもらえなかった…。
「…はぁっ?!ち、ちょっと…嘘でしょ?!」
別れ…られなかった。
「な、何で?!」
翌日、火曜日。
3時限目の体育の時間。
体育館でバレーボールの授業の真っ最中。
球技大会も近いので、バレーボールのミニゲームを班毎に別れて行う。
その待機中に、斗弥子と彩里と三人で。
隅でこそこそと昨日のご報告。
この体育の授業には、隣の二組の横川さんや、美優もいるから、本当に内密にこそこそと。
横川さんのことは、気にしなくていいって。
今はまだ、傍にいろって。
私を独りにしたくないって。
イカせてやるまで、離さないって。(…)
「…意味わかんないね」
彩里の言うとおりだ。
まさしく、意味不明だよ。
イカせてやるまでって…いやいや、そこは問題ではない。
本当にいかがわしい。どスケベ変態男。
『今はまだ』傍にいろ。
独りしたくない。
「なんか、意味ありげ?ちょっと、今までの悠介からしたら考えられないんだけど。引き留めるとか。いつも、来る者拒まず去る者追わずなのにさ」