マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
壮絶カミングアウト
***
瞳真の腕の中の温もりと、唇が心地好くなっていて。
されるがままに、何度も何度もキスをされていたけど。
コンコン、と鳴る部室のドアのノックの音で、ハッと我に返ってしまう。
誰か、来た?!
音と同時に、お互い離れる。
感じていた温度は、フッと消え去った。
「………」
瞳真は、ノックの音がしたドアを無言で見つめている。
まるで、睨み付けるかのように。
そして、私の方を見る。
目が合うと、心臓が跳ね上がるかのようにドキッとしてしまった。
な、何…?
しかし…。
「…お疲れ」
…え?!
何か、あっさりしてない?!
まるで何もなかったかのように…。
瞳真は私を置いて離れていき、部室のドアに手を掛け、開けた。
しかし、そのドアを開けたその向こうにいた人物を見て、私は体が弾けるかと思ったくらいの衝撃に見舞われる。
あっ…嘘ぉっ!
「…え?!と、瞳真くん?!何で部室にいたの?!」
そこには、私と同じく。
部ジャージ姿の美優がいた。
ま、まずっ…!
「…え?星月?」
私の存在もすぐにバレる。
一気に全身血の気が引いた。
まずい。まずいよ、これ…!
瞳真の腕の中の温もりと、唇が心地好くなっていて。
されるがままに、何度も何度もキスをされていたけど。
コンコン、と鳴る部室のドアのノックの音で、ハッと我に返ってしまう。
誰か、来た?!
音と同時に、お互い離れる。
感じていた温度は、フッと消え去った。
「………」
瞳真は、ノックの音がしたドアを無言で見つめている。
まるで、睨み付けるかのように。
そして、私の方を見る。
目が合うと、心臓が跳ね上がるかのようにドキッとしてしまった。
な、何…?
しかし…。
「…お疲れ」
…え?!
何か、あっさりしてない?!
まるで何もなかったかのように…。
瞳真は私を置いて離れていき、部室のドアに手を掛け、開けた。
しかし、そのドアを開けたその向こうにいた人物を見て、私は体が弾けるかと思ったくらいの衝撃に見舞われる。
あっ…嘘ぉっ!
「…え?!と、瞳真くん?!何で部室にいたの?!」
そこには、私と同じく。
部ジャージ姿の美優がいた。
ま、まずっ…!
「…え?星月?」
私の存在もすぐにバレる。
一気に全身血の気が引いた。
まずい。まずいよ、これ…!