マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
幸せと思える貴重な時間
***
もし明日、世界が終わるとしたら。
世界の最後を迎えるのだとしたら。
誰と一緒にいたいですか?
…私は、最後にサッカーをおもいっきりやりたいと思った。
照り付ける日差しの中で、どこまでもボールを追いかけて、走って。
青い芝生の匂いを、おもいっきり吸って。
悔いは残したくないと思った。
…悔い?
それとは同時に、悔いを残したくないことが、もうひとつあった。
それは…瞳真と。
…瞳真と何もわかり合えない、このままの状態で。
もう会えないのは、嫌だと思った。
私と瞳真のサッカーで繋がった約十年間の歴史を、こんなカタチで終えるのは嫌だった。
そして。
せっかく生まれた『好き』の気持ちを。
伝えずに、生を終えるのは絶対に後悔すると思った。
蓑島くんの言うとおり。
蓑島くんにどれだけ大切にされて溺愛されていようが。
私の頭の片隅には、いつだって必ず瞳真がいた。
ただ『好き』なだけじゃない。
今までの大切な時間を過ごしてきた、とても大切な人。
その事に、気が付いた。
もし明日、世界が終わるとしたら。
世界の最後を迎えるのだとしたら。
誰と一緒にいたいですか?
…私は、最後にサッカーをおもいっきりやりたいと思った。
照り付ける日差しの中で、どこまでもボールを追いかけて、走って。
青い芝生の匂いを、おもいっきり吸って。
悔いは残したくないと思った。
…悔い?
それとは同時に、悔いを残したくないことが、もうひとつあった。
それは…瞳真と。
…瞳真と何もわかり合えない、このままの状態で。
もう会えないのは、嫌だと思った。
私と瞳真のサッカーで繋がった約十年間の歴史を、こんなカタチで終えるのは嫌だった。
そして。
せっかく生まれた『好き』の気持ちを。
伝えずに、生を終えるのは絶対に後悔すると思った。
蓑島くんの言うとおり。
蓑島くんにどれだけ大切にされて溺愛されていようが。
私の頭の片隅には、いつだって必ず瞳真がいた。
ただ『好き』なだけじゃない。
今までの大切な時間を過ごしてきた、とても大切な人。
その事に、気が付いた。