マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
*私のそう、信奉
***
…それから、球技大会も終えると、暦はすでに10月になっていた。
球技大会の結果は、なんと準優勝!
決勝で、紫苑先輩のクラス3ー7と当たり、負けてしまった…。
さすがに紫苑先輩と本職先輩キーパーのいるクラスには勝てない。
瞳真のクラスも決勝目前でこのクラスに敗退していた。
そして、10月になるとそれとなく忙しくなっていた。
今度は全国大会予選が始まる。
サッカー部も、野球部も。
そして、あれよあれよと一ヶ月が経とうとしていた。
「明日の決勝のベンチ、せづにお願いしようかな?」
「…え。えぇっ!」
決勝戦という大事な日の前日に、重大任務を言い渡される。
先輩マネ二人から。
「な、何でですか!普通ベンチに入るのは先輩マネじゃ…!」
「…と、いうのはね?明日、決勝戦なもんだから、OBの先輩方もたくさん応援に来てくれるらしいんだ?歴代のマネたちもみんな集合するかもしれなくて。だから、私たち上級生マネがスタンドで接待に回ろうかって話してたんだ」
横で愛マネが「竜堂先輩も来るし…!」と、うふっと笑っていた。
…そこが目当てですか。
…それから、球技大会も終えると、暦はすでに10月になっていた。
球技大会の結果は、なんと準優勝!
決勝で、紫苑先輩のクラス3ー7と当たり、負けてしまった…。
さすがに紫苑先輩と本職先輩キーパーのいるクラスには勝てない。
瞳真のクラスも決勝目前でこのクラスに敗退していた。
そして、10月になるとそれとなく忙しくなっていた。
今度は全国大会予選が始まる。
サッカー部も、野球部も。
そして、あれよあれよと一ヶ月が経とうとしていた。
「明日の決勝のベンチ、せづにお願いしようかな?」
「…え。えぇっ!」
決勝戦という大事な日の前日に、重大任務を言い渡される。
先輩マネ二人から。
「な、何でですか!普通ベンチに入るのは先輩マネじゃ…!」
「…と、いうのはね?明日、決勝戦なもんだから、OBの先輩方もたくさん応援に来てくれるらしいんだ?歴代のマネたちもみんな集合するかもしれなくて。だから、私たち上級生マネがスタンドで接待に回ろうかって話してたんだ」
横で愛マネが「竜堂先輩も来るし…!」と、うふっと笑っていた。
…そこが目当てですか。