ご主人様の溺愛注意報!?
「や、弥栄...」




さっきみんなと温泉にいったはずじゃ...




いやいや、そんなこと言ってる場合じゃないよ!




ドン!!


「離して!!」




私は春翔の腕の中から強引に脱出し、ヘラヘラしてる春翔を睨んだ。




どうしよう、弥栄にもまだなんにも言ってなかったのに...




「聖南...」




「は、はい...」




「聖南と王子、とりあえずちゃんと座ってくれる?」



そう言ってベッドを指さす弥栄。




そのオーラはドス黒いのに、ニコニコしている弥栄。



め、めちゃめちゃ怒ってる...!!




「さぁ、説明してもらおうか」




なぜか春翔と同室の子もノリノリで。




「えっと...私と春翔は」


「カレカノだよ」




「違うでしょばか!!ややこしくなるから余計なこと言わないで!!」




なんでこの状況で笑顔で誤解を与えること言うのよこいつは!!




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