ご主人様の溺愛注意報!?
「春翔のバカ…鈍感、女ったらし、アホ…」





私には春翔を好きでいる権利がないの?




「誰がバカだって?」





「だから、春…と、」





ん?今誰と会話して…





頬を一筋の涙か伝った瞬間、私は驚きで目を丸くした。





「俺って鈍感?女ったらし?アホ?」





俯いていたから気づかなかった。





私が今まさに悪口を言っていた人が、ベッドに座ってニコニコしながらこっちを見ているだなんて。





< 181 / 262 >

この作品をシェア

pagetop