ご主人様の溺愛注意報!?
立華ちゃんと湊くんが私を高木さんから離すように立ちはだかった。




イケメンかよ!!




「仕方ないわねぇ〜、月城家辞めたくなったらいつでも連絡してね?」




あはは、と笑う高木さん。



なんていうか…変わった人だなぁ




「編集長」




カツカツと迫ってくるヒール音。



この凛とした声…




胸がザワザワと騒いだ。




「あら、茉希。もう来てたの?早かったわね」



「今、ね。」




キッと私を睨みつけるのは間違いなく茉希ちゃんだ。




白のタイトなドレスに身を包むその姿は社長夫人か何かのよう。




立華ちゃんもそうだけど、この子達はほんとに年下に見えない。


…ってか、高校生に見えなく無い?




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