ご主人様の溺愛注意報!?
Case.4
*変化
【聖南side】
── コンコン
「はーい、どうぞー」
2度目の階段転落事件から3日。
学校にもまだ行けずに部屋にこもっていた私にまさかの来訪者がやってきた。
ガチャ…パタン
「聖南ちゃん、話があるって…茉希から」
春翔の後ろで気まずそうに立つ女の子はまさかの茉希ちゃんだったのだ。
「俺、部屋戻ってるから。何かあったら呼んでね」
春翔は気を使ったのであろうが部屋を出ていった。
二人の間に流れるのはただ、沈黙。
「えっと…とりあえず、こっち座ります?」
私は窓側に設置された向かいあわせのソファを指さした。
「…あんた、歩けるの?」
茉希ちゃんは私の左足首を指さしてそう言った。
あれ?心配されてる?なんてね。
── コンコン
「はーい、どうぞー」
2度目の階段転落事件から3日。
学校にもまだ行けずに部屋にこもっていた私にまさかの来訪者がやってきた。
ガチャ…パタン
「聖南ちゃん、話があるって…茉希から」
春翔の後ろで気まずそうに立つ女の子はまさかの茉希ちゃんだったのだ。
「俺、部屋戻ってるから。何かあったら呼んでね」
春翔は気を使ったのであろうが部屋を出ていった。
二人の間に流れるのはただ、沈黙。
「えっと…とりあえず、こっち座ります?」
私は窓側に設置された向かいあわせのソファを指さした。
「…あんた、歩けるの?」
茉希ちゃんは私の左足首を指さしてそう言った。
あれ?心配されてる?なんてね。