ご主人様の溺愛注意報!?
「あら、キョロキョロしてどうかした?お母さんに似ておもしろい子ね」


「い、いえ!なんでもないです」



お母さんに似てって、嬉しくない…!!

私あそこまでふわふわしてないって。



「どうぞ、入って?」

「し、しつれいします!」



ようやくたどり着いた部屋はやっぱり超広い。

私の部屋の3倍くらいはあるんじゃない…?



「座って」


「あ、ありがとうございます」



部屋の真ん中の大きなソファに腰掛けると、向かいに麗華さんが座る。


そしてガラス製の綺麗なテーブルの上に書類が広げられて。


どれも文字がびっしり書いてあった。

うわ、本格的だな…なんて。



「ちょっと書類が多くなっちゃったけど、目を通したらここにサインくれる?保護者からのところは前もってもらってあるわ」

「あ、分かりました」



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