ご主人様の溺愛注意報!?
*   *   *

「_____________ で、仲直りってわけ?」




「うん…わあ喧嘩してた訳では無いんだけどね」




1週間後、学校に復帰した私は弥栄に一連の出来事を報告した。




「相変わらず聖南はお人好しだし、茉希は自分勝手って感じ。まあ春翔くんのこと諦めてくれたならよかったじゃん?」





「うーん、平和に生きたいなぁ」




私は机にうなだれる。




「とかいいつつ、茉希に言われたことちゃんと気にしてるじゃん」




「うっ…」




茉希ちゃんに身だしなみのことを指摘されてから、私ははじめてメイクを練習してみたり、髪の毛の巻き方を琴ちゃんに教わったりしていた。




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