ご主人様の溺愛注意報!?
「…不安だとは思うけど、俺は聖南ちゃん以外欲しくないから。今も、もちろんこれからも」





真剣な顔で私にそう言う春翔を見て、私は目を逸らせなくなってしまった。




…ずるいなぁ、春翔は。




何も言わなくたって、いつでも私の欲しい言葉をくれる。





「なんで泣きそうな顔するの!自信もって?俺が好きになったのは柏木聖南ちゃん、君なんだから」




春翔の大きな手のひらが私の頭を優しく撫でる。




…きっと、大丈夫。




「うん…」




何を言われたって、堂々といよう。




私が好きになった月城春翔は、こんなにもかっこいいんだから。





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