ご主人様の溺愛注意報!?
なんて言ったけど、文字が多すぎて本当は読みたくない。


まあ、ママとパパも承認してるってことは別に平気だろうし、テキトーにサインしちゃおう。



私は麗華さんから借りた使い慣れない万年筆で書類に名前を書いた。



「じゃあ、これがあなたのメイド服だから!あなたに任せたいのはそこにも書いてあるとおり私の息子だから、部屋に案内するわね」


「はぁ…」



メイド服?着るの?私が?本当に言ってる?


まあそこは諦めたとして、息子さんがいい人でありますように…


麗華さんも若いことだし、きっとすごい小さい子だろうからそんなに心配は必要なさそうだけどね。



「こっちよ」

「はい」



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